男性の子育て参加は予防接種と離乳食担当がよいのでは

 

子育ていよいよ始まって数ヶ月たちました。

 

わたしは育休中、旦那は休まず仕事です。

でも、その体制になったのは、特に話し合ったわけではなくて。

わたしは身体を休ませたいし、仕事を休みたいとは思っていたけど、

旦那さんには少しくらいは休み取って一緒に子育てできないかなって思っていたたちです。

1年まるまる一緒には休みたくはないけれど、半年、いや3ヶ月、最初の1ヶ月でよいから、一緒に子育てできたらと。

でも「休めるわけないじゃん」の一言で一掃。

それには、少しぷつっときました。

 

まあ、その話は置いておいて、

わたしのところは、

旦那さんが仕事をしているから、

育児・家事はわたし担当とする。というのは

もっか反対なわけです。

 

『あなたが仕事休めないだけで、育児も家事もフィフティーフィフティーよ。忙しそうで大変ね。きつそうなら自分で妻に交渉してください。』

というスタンスで、少なくともわたしはやってきています。

(そこまではっきり言い過ぎるとケンカになるからオブラートにつつむけど)

 

そこで、働いている旦那さんでも

参加しやすい育児の代表として、

予防接種と離乳食があると思いました。

 

まずは予防接種。

最初の方は1ヶ月に一回程度あり、

種類も様々で、頭が混乱してきます。

旦那さんがやってくれれば、

産後ボケの頭を一生懸命動かそうとしなくていいし、

急いで予約しなきゃとか病院どこがいいとか調べる手間から解放される。

しかも予約時間は決まっているから、

仕事も計画的に休みをとって対応できる。

ずっと一緒にいないとできないお世話や

イレギュラーな対応とかも必要ない。

 

だから予防接種は俺が全部やるねと言ってくれれば、私はとても気が楽かなと思いました。

ついでに、2人で行ってくれたら、

月1は束の間のお母さんの1人休息タイムも同時に確保できる。

数時間だから、授乳のタイミングもさほど気にしなくていいし、

手頃な休みでいいのではと思います。

 

 

次に、離乳食。

離乳食は初期はまだ楽だけど、

2回食、3回食になるにつれてどんどん大変に。

冷凍ストックしててもすぐになくなったり、

離乳食大変と思っているお母さんも多いのでは。

出来立てを出したいとか、お母さんが手作りでこだわってやりたいというなら別だけど、

これも帰ってきてから冷凍ストックを作る係なら仕事している旦那さんでもできると思う。

 

最近はメニューを考えなくても、

この通り作っていけば大丈夫という

レシピ本も発売されているし、

その通り作って冷凍しておけば難しくない。

味付けとかは必要ないから、

料理あまりしない人でも、

理科の実験レベルで作れると思う。

 

おまけに、食べた感想とかを毎回聞くことで、

夫婦間の会話にも繋がるし、いいと思う。

 

今まで生きてきてから、

仕事の上でも特に男女の違いを感じさせられたことはなかったけど、

妊娠して、出産して、育児して、

自分が女性なんだと肌で感じてきた。

 

自分達の子どもができるという事実は変わらないのに、

私はお腹の子の成長をこの身で守って、

仕事も周りの人にサポートしてもらって、

キャリアも中断して一度休みに入る。

 

自分達の子どもが産まれたという事実は変わらないのに、

子どもを産むという衝撃、産後のとてつもない身体の変化があり、

それでいても旦那は変わらずキャリアを保ったまま仕事をして、

育児のメインはわたし。

 

同じ親なのに、

育児なぜだかわたしの担当に自然となっている。

 

お母さんという言葉を周りからかけられるようになったけど、

お母さんじゃなくてもいいじゃんと思ったり、

逆にお母さん大変ねと優しくしてもらったり。

 

お母さんとかお父さんとか言葉に縛られるような気がしてとても嫌だった。

「親」という言葉だけでいいのに。

どうしてもお母さん、お父さんという言葉に込められた性差の役割や違いが、社会的にも、自分的にもある気がして、たまにふと嫌になるときがあります。

 

子どもがわたしたちのところに生まれてきてくれただけで本当に奇跡で嬉しいことです。

断然子どもは可愛いし、こんなこと言ってたらバチがあたるからもしれないけど、

ふと思ったことでした。